九州縦断セミナー「大廃業時代の歩き方」6日・7日目「福岡編(福岡・北九州)」

九州縦断セミナーも今回最後の開催県、福岡県に入りました。

今回福岡県だけは福岡市と北九州市の2箇所で開催。主催は九州のブロック紙である西日本新聞さん。そして福岡会場は西日本新聞会館にあるスカイホールです。

天神のど真ん中にあるだけあって、とても立派で大きな施設でした。

そしてお申し込みも300人超ということで、ほぼ満席です。

こちらは開場前のリハーサル場面。

どの会場も全て音響施設が異なりますし、司会の方との打ち合わせも必要ですから予めリハーサルは欠かせません。

特に今回はオープニング、第一部、第二部、幕間の4回で計6本もの映像が入りますので、音量や照明の明るさが適切かなど念入りにチェックをしなければならないわけです。

特に私は講演で映像を多用する方なのですが、以前ある講演で音響設備とPCの相性が悪く音が全く出なかったということがあり、その時は本当に冷や汗ものでした。

さて夏の福岡といえば、やはり博多山笠のシーズン。

7月1日の注連(しめ)下ろしから始まり、13日の集団山見せを経て、15日の追い山笠でクライマックを迎える長いお祭りです。

実は私も妻が福岡出身ということもあり、何回か土居流の一員として山笠には参加させてもらっており、博多はいわば第二の故郷のようなもの。

他の会場にも増して気合が入るというものです。


翌日は同じ福岡県内ですが、工業都市として福岡市とは別の発展を遂げてきた北九州市です。

会場は小倉駅前の小倉ステーションホテル。他の会場と比べるといくらか小振りですが、それでも200名近い方にお集まりいただきました。


今回九州各県を巡って感じたことですが、同じ事業承継と言っても各県で受け止め方や関心事項に大きな差があることです。

大分や宮崎は小規模企業の引き継ぎに非常に興味が高く、福岡は信託などを使った資産の移転などのテーマが食いつきが良かったような気がします。

又長崎は同族承継、そして熊本は一般的なM&Aというようにそれぞれの会場の関心の度合いや空気が微妙に違い、会場の雰囲気に合わせて少しづつ話を変えて行きました。

それでも数年前に九州でセミナーをしたときと比べて、各会場の熱気や集中具合は段違いで、セミナー中寝ているお客様はほぼ皆無で、途中でおかえりになる方もあまりいませんでした。

時代が本当に変わったということを実感する今回のセミナーだったと思います。

さて恒例の夜の〆のラーメンですが、やはり本場の福岡ということで、どこを選ぶか、このチョイスで好みとセンスが問われそうです。

今回は宿泊先が天神ということもあり、超メジャーどころということで個人的に大好きな「Shin Shin」で。 

日頃は行列必至店ですが、日頃の行いが良いだけあって、待ち時間ゼロ。 ここも並ぶ時は相当並ぶので本当にラッキーでした。

 多分一連の九州セミナーで最低3キロは太ったので、東京に戻ったらダイエットに励みたいと思います。


何はともあれ、これで2週間にわたる九州縦断セミナー終了です。

今回の総参加者は約3000人。大都市圏でのM&Aセミナーでも滅多にこれほどは集まりませんから、いかに「今、九州のM&Aが熱い!」かがよくわかるというものです。

又今回のセミナーでは本当に多くの皆様にご協力をいただきました。

主催の地元新聞社の皆様はもちろん、お客様へのご案内をいただいた地方銀行の皆様、関与先様にご紹介をいただいた会計事務所の皆様、又わざわざお忙しい中お越しいただいた県庁や商工会議所などの公的機関の皆様、本当にありがとうございました。


改めてアンケートを拝見しましたが、多くの方々から「考え方が全く変わった」「目から鱗だった」などとても有り難い感想をいただき、講師冥利につきるというものです。

今回は九州でしたが、今後は大都市圏以外の地方都市でもアンドビズとバトンズのセミナーを全国各地で展開していこうと計画しています。


次回は是非皆様の街でお会いしましょう!