&Bizにかける想い
皆さま、始めまして!
今日から『&Biz株式会社』の代表を務めます”大山敬義”と申します。
最初にちょっとだけ私と私達の会社の自己紹介をさせてくださいね。
私が中小企業のM&Aの世界に携わるようになったのは、もう平成3年のことです。
あれから27年。気づけば中小企業のM&Aが自身のライフワークとなり、気づけば創業から携わってきた日本M&Aセンターという会社は、年商200億を超える東証の一部上場会社になっていました。
恐らくこの世界で、経験だけでは日本で一番長いコンサルタントの一人なのだろうと思います。
しかし、最近長い経験の中で、一つだけやり残したことがあると考えるようになりました。
それは「小規模企業の事業のバトンタッチ(M&Aではなくあえてこの言葉を使いたいです)」をキチンとした事業にすることです。
単価の小さな小規模企業を相手にするには、きちんとした専門家による仲介では高価になり過ぎ、多くの企業が利用することはできません。
一方でよくあるネットマッチングではその後素人同士の為どうしていいのかわからず一向に話がまとまらないばかりか、トラブルが多発することは火を見るより明らかです。
本当の意味で、日本に小規模企業の経営バトンタッチを根付かせるには、一から新しい専用の専門家ネットワークとマッチングプラットフォームを作り、同時にその町々に根付いた地元アドバイザーを育成する教育体系が必要だと思うようになったのです。
この為に4年近くの時間をかけて、ビジネスモデルの構築を行ってきました。
最初に手がけたのは専門家の育成です。
『きんざい』さんという全国の金融機関の教育をしている機関と一緒に『事業承継・M&Aエキスパート』という資格を作りました。
この資格は現在では、有資格者約1万9000人という事業承継とM&Aの世界では日本で一番普及した資格になっています。
次に『日本M&A協会』の税理士、会計士の先生達の協力を得て、専門家の間での情報共有システムを作りました。
日本M&A協会は約700の会員からなるM&Aの実務家の集まりですが、私自身も長い間親しくお付き合いをしている方先生方ばかりです。
そして昨年からは、M&Aに取り組む全国の地方銀行、信用金庫にもネットワークを拡大しました。
金融機関との協業には、一般の専門家とは比較にならないほどのセキュリティや実績が必要です。
母体となった日本M&Aセンターは4000件以上のMA&実績があるのは勿論、&Biz上でも既に100件以上の成約が出ています。
その実績をベースに一緒に小規模企業の経営のバトンタッチを手掛け、共に地方創生に取り組んで行こうというわけです。
そのような長い経緯を経て、本日平成30年4月5日に『アンドビズ株式会社』を発足させていただくことができました。
できたばかりの会社ですが、以上のような経緯から既に数千人の人達にご利用頂き、100件以上の成約実績のある、安心してお使いいただけるサービスなのです。
本格サービスのローンチにあたっては、全国の金融機関、会計士、税理士他約800の専門家が参加しています。
日本全国どこであっても、簡単に、そして自由に『事業のバトンタッチ』ができる社会にするのが私の夢です。
今日がそのささやかな第一歩です。
皆さまどうぞよろしくお願いいたします。