九州縦断セミナー「大廃業時代の歩き方」2日目 「宮崎編」

九州銃弾セミナー2日目は宮崎。

朝一番の特急にちりんで大分から3時間6分かかります。

途中延岡や日向といった町を通るのですが、なかでも日向はいわずと知れた天孫降臨の地。

日本書紀には、天照大神の孫である瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)が筑紫の日向の高千穂の久士布流多気に降り立ち、その子孫が天皇家になったと伝えられていますから、まさに日本の始まりの場所なんですね。


以前出張が多かった時、熊本から阿蘇山をとおって高千穂に抜ける道がとても好きで、熊本出張のたびに車を借りてドライブをしたものです。


因みに日向は妻の実家もあり、宮崎には親戚も大勢住んでいます。

個人的にも縁のある場所なのです。


縁があるといえば、私は若い頃ひと月近くほぼ宮崎で仕事をしていた時期があります。

当時バブル崩壊の余波を受け全国で不良債権が噴出。産業再生機構がその整理や再建にあたった時期です。

私はそのころ企業再生の関係の仕事もしていて、その筋ではちょっとは知られていたこともあり、産業再生機構の支援を受けることになった宮崎の名門企業「宮崎交通産業」の再建にかかわることになったのです。

私の担当は、宮崎交通産業傘下の3つの子会社で、そのうち市内中心部のバスセンター「宮交シティ」は宮崎市の人ならだれでも知っている交通の要衝でした。

お陰様でこれらの会社はすべてスポンサーがついて経営の再建がなり、現在でもきちんと存続しています。

こうして地元企業の存続と発展に貢献できるというのは、本当に仕事冥利に尽きるというものですね。


そんなゆかりの地宮崎のセミナーには約250人の方がおいでをいただきました。

なお、地元の老舗メディア、宮崎日日新聞の会館である宮日会館という大きなホールが会場だったのですが、例によって満席となった上に、構造上補助椅子を並べることもできず、関係者が冷や汗を流したのは内緒です。


昼は地元宮崎銀行、夜は主催者様である宮崎日日新聞の方とお食事を共にさせていただき、地元のおいしい食事を満喫させていただきました。

そろそろ又ダイエットを再開しないといけないなあと思っているのですが、こういう時は当然遠慮なく頂きます。

毎日美味しいものを食べていると、九州縦断セミナーを終えた後は、結構体重が増えてそうですね。

そんなことを言いつつ、今宵も昨日に続き、深夜にこっそり〆の地元グルメを食しにGO。

私が大好きな宮崎グルメといえばなんといっても「辛麺」です。

昔大阪にいたとき、阪神百貨店の地下に宮崎のアンテナショップがあって、そこでインスタントをまとめ買いし、毎日食べていたくらいのマニアだったりいます。


お店はいくつもありますが、今日は元祖でもあり一番有名な桝元さんをチョイス。

辛さは自分で選べるのですが、ここは当然一番激辛の35辛。ええ基本的に辛いもの好きなんです。


今日もなんだかんだで地元グルメを満喫しつつ宮崎の夜は更けていきました。


明日は宮崎を離れ、熊本に向かいます。