【イベント】6月6日『&Biz設立記念式典』へのお誘い
アンドビズ株式会社の設立から今日でちょうど1ヶ月。
本当にあっといまの出来事でした。 4月は専らお問い合わせへの対応や、社内体制の整備などでテンテコ舞いでしたが、5月からはユーザーの皆さんに役に立つような様々な情報提供や、もっと使いやすくて、より多くのマッチングができるようなサービスの開発に力を入れて行きます。
引き続きアンドビズをどうぞよろしくお願いします。
さて、ここでイベントのお知らせを一つ。
来たる6月6日(木)に秋葉原のベルサール秋葉原で『&Biz設立記念式典』を開催することになりました。
式典のテーマは『M&A3.0』
如何にも流行言葉を持って来た感も無くはないですが、個人的には結構気に入っているテーマなんですよ。
私は多分日本で最も長くM&Aの業界に携わって来た人間の一人だと思います。
私たちが&Bizの母体である日本M&Aセンターを創業した時は、正に大企業中心のグローバルM&Aの全盛期でした。
当時の日本はバブルの真っ最中で、日本こそが世界で最も栄えた国家であり、21世紀は誰しもが日本の時代だと信じて疑わなかった時代です。
今となっては、何だかファンタジーかどこかの平行世界の出来事のようにさえ感じますが、以前ロスアンゼルスに行った時、市内で一番高いライブラリータワーからロスアンゼルス市内を一望したのですが、案内してくれた方は、以前はこの見渡すかぎりの高層ビルの大半が日本企業の所有だったと話してくれました。(同時に、今は全部中国企業の所有だと嘆いてはいましたが)
このバブル期の、世界中の企業を買い漁った大企業によるクロスボーダーM&Aこそ、荒削りながら日本のM&Aの曙、つまり『M&A1.0』だと思うのです。
2.0の波は大企業ではなく、中小企業からやって来ました。
所謂『事業承継型のM&A』がそれです。
私の日本M&Aセンターは正にその分野で発展したい会社です。
M&A2.0によって確かにM&Aは大企業のものだけで無く、中小企業にとっても身近なものになりました。 今や『事業承継型のM&A』は花盛りで、新聞やテレビにも常々取り上げられていますし、行政が税金を使ってその解決に乗り出すほどの活況ぶりです。
しかし、私自身は、それはまだ一つの途上にすぎないと考えています。
第一に日本は中小企業どころか、大部分が小規模企業が占める社会です。
それなのに、そんな小規模企業、特に地方の小規模企業にはまだ何のフォーカスもされていません。 そして何により、テクノロジーの進化という点に誰も触れないのが、致命的に不可解です。
今時ネットやAI、あるいはブロックチェーン、フィンテックなどの技術を無視して、将来性がある事業などあるはずがないと思うのです。
だからこそ私は、3.0の波は、テクノロジーの進化によってやってくると信じています。
その結果、人の力だけでは成し得なかった、地方の小規模企業を含めた『誰でも、どこでも、簡単に、そして自由に』事業のバトンタッチができる世の中が必ず到来すると私は思うのです。
だからアンドビズの目指すものは、『M&A3.0』社会の到来なのです。
今顔の式典には、そんな未来を予期させる素晴らしいゲストの方においでをいただくことができました。 冒頭の基調講演をいただくのは、シンフィアンの共同代表を務める『朝倉祐介』さん。
恐らく多くの方には、元ミクシィ社長の朝倉さんとご紹介したほうが通りがいいかもしれませんね。 競馬の騎手を志して渡英するも挫折、調教師を目指すもこれも怪我で断念し、一転して東大法学部からマッキンゼーに進むも、やはりしっくりいかず、ご自身でIT企業を創業したという異色の経歴を持つ経営者です。
しかも自身の創業した会社をミクシィに売却するも、何の運命の悪戯か、ミクシィ自体の社長としてその再建を委ねられ、今度はわずか30歳で上場会社の社長に就任。
それだけでも凄まじい経歴だと思うのですが、私が本当に凄いと思うのは、2年で会社を立て直すというミッションを果たされた後、その地位に恋々とすることなくキッパリとミクシィの役員を退任し、その後は数々のスタートアップの育成に携わる道に進まれたことです。
世の中には『本当に自分がやりたい仕事だけをやりたい』という人は多いですが、それを実際に貫き通した人は決して多くはありません。
世に数少ない自分の人生を自分で生きている経営者だと私は思うのです。
先日朝倉さんが社外役員を務めておられるインターネットを活用した革新的な印刷&物流プラットフォームを運営する『ラクスル』がIPOを果たしました。
そんな起業家、上場会社社長、そしてスタートアップ企業の育成という全く異なる3つのフィールドを経験された稀有な経験者である朝倉さんからは、M&A3.0のテーマの一つである、『どうしたら日本はもっと起業しやすい社会になるのか?』という観点からのお話をいただきたいなと思っています。
尚、朝倉さんと私は同じNewsPicksのプロピッカーということで、お知り合いになる機会を得たのですが、実は、お会いさせていただく以前に、朝倉さんの著書である『論語と算盤と私』を拝読してとても共感し、一度お会いしたい経営者のお一人だと思っていました。
もしよろしければ、ぜひこの機会にご一読をお勧めしたいですね。
第二部では、ちょっと異色のトークセッションをしてみたいと思っています。 それはM&A2.0の担い手である金融機関と会計事務所で実際にM&Aアドバイザーとして活躍されている専門家の方と、M&A3.0の時代を予期させるIT起業家の方とをあわせたセッションです。
ご登壇いただくのは、地方金融機関の代表として高知県最大の金融機関、四国銀行法人サポート部部長の伊東瑞さん、そして会計事務所からは、大阪のマネーコンシェルジェマネーコンシェルジェの代表税理士今村仁さん。
一方IT企業を代表して、私も常々お世話になっているNewsPicksの創業者であり、IPOも果たされたユーザベースの共同創業者である梅田優祐さん。
因みに梅田さんは今Newspicksの全米展開の為アメリカにいらっしゃるのですが、この為に(?)わざわざご帰国いただけるそうです。本当にどうもありがとうございます。
そしてIT企業のもうお一方は、フィンテックの代表企業の一つ、あのFreeeのCEO佐々木大輔さんにおいでいただきます。 クラウド会計ソフトのFreeeは私も愛用しているアプリですが、個人だけでなくスモールビジネスとの相性も抜群です。
世代も場所も、生き方考え方も、およそ異なりそうなこの4方で、一体どのような話題が展開されるのか、進行役の私でさえ正直想像がつきません。
これはもう乞うご期待としか言いようがありませんね。
更に当日は、これらのセッションだけでなく、&Bizの新しいサービスも発表あり、懇親会ありと、おいでいただいた方に楽しんでいただける設立記念式典にしたいと思っています。
そうそう、あと総合司会は、元TV東京のアナウンサーで、ワールドビジネスサテライトやネオスポーツのレギュラを務められ、現在は自らの香水ブランド”White”を立ち上げてアナウンサーから起業家へと華麗な転向をされた『白石小百合』さんにお願いしました。
M&A3.0というテーマに、これ以上ないピッタリのご経歴で、そしてとてもキュートな方です。
さて、この設立記念式典なのですが、今回ご招待の皆様だけでなく、小規模企業のバトンタッチや起業、事業承継、そしてアンドビズにご興味ご関心をお持ちの方にも、おいでいただければと考え、一般ご参加枠を設けることにしました。
会場の関係上一般ご参加枠は100名様限りとなりますが、是非一人でも多くの方においでいただけばと思っています。
ご参加をご希望の方は、
① 電子メール event@andbiz.co.jp へ『設立記念式典参加希望』とお書きいただきお申し込みいただくか
② イベント事務局 03-5218-5088 までお電話でお問い合わせください。
(追記 5月10日)
申し込み特設ページが開設されました。
お申し込みはこちらからどうぞ。
皆様のご応募をお待ちしております。
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