信頼できるアドバイザーの証『事業承継・M&Aエキスパート』

私がM&Aの仕事を始めた27年前は、人様にM&Aのコンサルタントをしていると言おうものなら、『なんだ、大山、お前今度乗っ取り屋を始めたのか!?』なんて言われることもあるくらい、馴染みのない、というかとてもイメージが悪い仕事だったものです。


それが今ではM&A業務は大流行り。

ネットで検索すればそれこそ山のように『M&A専門家』がヒットし、毎日のように新顔が登場するある種のブームの様相を呈しています。

それはそれで、業界最古参の一人としては自分の仕事が社会的認知を受けた証で嬉しくも思うのですが、一方で依頼するお客様からすると、『本当にきちんとした実績やスキルがあるのか?』『そもそも信用できる先なのか?』と色々と不安になるのは無理もありません。


実はM&Aのアドバイスというのは決められた国家資格ようなものがなく、自分でアドバイザーと名乗れば誰でも始められる仕事なので(実際27年前の私もそうでした)、そのレベルにはとんでもないバラツキがあります。

しかも過去の実績や得意分野、スキルの有無を客観的に網羅した情報もほとんど存在しないので、結果的に依頼者がそのリスクを全て引き受ける形になってしまっているのが現状なのです。

勿論、それなりの規模のM&Aなら、沢山の実績のある上場している仲介会社や投資銀行が存在し、彼らはきちんと実績なども公開しているので、そうした先に依頼する分には安心なのですが、個人事業や小規模事業のバトンタッチとなると、そうした情報公開もありませんから、不安は募るばかりでしょう。


そこで信頼できるアドバイザーの一つの指標としてチェックして頂きたいのが、『事業承継・M&Aエキスパート』という資格です。

『事業承継・M&Aエキスパート』は銀行などの研修、資格試験では断トツの実績を有する一般社団法人金融財政事情研究会と日本最大のM&Aアドバイザリー会社で私が役員を務める日本M&Aセンターの両者の提携によって行われている、日本最大の事業承継・M&Aに関する民間認定資格です。

資格保有者は、総計で1万9000人を数え、実際に金融機関やコンサルティングの現場で活躍しているだけでなく、資格保有者団体である、『事業承継・M&Aエキスパート協会』を通じて継続的にスキルアップを計っているのが大きな特徴です。


事業承継・M&Aエキスパート資格は、スタンダードな『事業承継・M&Aエキスパート』、より高度な知識を有する『事業承継シニアエキスパート』、更に高度なM&A分野までを網羅する『M&Aシニアエキスパート』の三段階があります。

経営のバトンタッチは、小さいとはいえM&Aの要素を多分に持っていますから、依頼するときは最上位の『M&Aシニアエキスパート』資格者がいるアドバイザーを選ぶというのが、一つの安心のポイントだといえそうです。


因みに&Bizの公認アドバイザーは全て最上位の『M&Aシニアエキスパート』の所持者、または同等の実務経験を有すると本部が認定した有資格者、実務経験者のみです。

&Bizは手軽に相手を探しマッチングできる画期的な仕組みですが、トラブルない成約のためにはやはりアドバイザーの専門知識は必須です。

現時点でのアドバイザー数は全国800社。

地元の専門家をご自身で依頼しても結構ですし、どうやって選んだらいいかわからない、というときは本部が地域のお勧めアドバイザーのご紹介もしています。

是非気軽にご相談ください。