J-Waveの番組「StepOne」に生出演させていただきました
私の学生の頃は深夜ラジオの全盛期でした。
ベットにラジオを持ち込んで、毎日親に分からないように朝方までラジオを聴き、眠い目をこすりながら学校に通っていたものです。
実は学生時代の一時期、漠然と将来ラジオのパーソナリティになりたいとか思ったこともあります。
今回ちょっとだけその夢が叶いました。
いつもProPickerという公式コメンテーターみたいなものをさせていただいているNewsPicksさんからご紹介があり、FM放送 JーWAVEの「PICK ONE」に出演させて頂いたのです。
この番組は、NewsPicksに掲載(Pickと言います)された数々のニュースから、自分がコメントした記事を選んで解説するというもの。
私はM&Aというデリケートな仕事をしている関係上、仕事に関するコメントは基本的にしないので、必然的に選ぶの趣味の分野ということになります。
今回放送作家さんと打ち合わせの上お題に選んだのは、「歴史に学ぶくらいならワンピース読もう」という「応仁の乱」や「陰謀の日本中世史」などのヒットで大ブレイクした日本史学者呉座勇一さんの記事です。
面白いのは、巷に溢れる「歴史の物語化」に強い警鐘を鳴らしていること。 たとえ本能寺の変は明智光秀のバックに黒幕がいた、その正体は誰か?みたいな推理みたいなものが昔からたくさんあります。 ところが最近はSNSを通じて根拠が薄弱な話を、あたかも知られざる歴史の真実、彼は陰謀論と読んでいるのですが、広くひろまるようになった。
そういう歴史のフェイクニュースみたいなものが大手をふる現状に対し、警鐘を鳴らし、そんなに創作性が高い歴史の物語が読みたかったら「ワンピース」でも読んだほうがいい、と半分煽り気味、半分本気で言っている、そんな内容です。
そんなお話の中で私が選んだテーマが「経営者はなぜ歴史好きが多いのか」
お前のことを言ってるだけやん、というツッコミが各所から入りそうですが、実際仕事柄多くの経営者と話をする機会が多く頂いてる中で、傾向としては明らかに多いように感じるのですね。
それにしても見事に業務とは何の関係もないテーマで、うちの社長は何遊んでんだ、という声が聞こえなくもありませんが、敢えて無視して本場に臨みます。
J-Waveは六本木ヒルズにあり、とてもお洒落なオフィスの一角に放送用のスタジオがあります。
私自身TVの生放送は経験があるのですが、ラジオ、しかも生放送は初めてで、本番前はちょっとだけ緊張しました。
事前に私が送った予定稿をベースに放送作家の方が簡単な台本を作ってくれるのですが、実際にはパーソナリティとの掛け合いで進行するので、台本を見る余裕というのは全くありませんでしたし、私が作った予定稿に至っては、10%も話ができませんでした。
スタジオ入りは、本番の1分位前。パーソナリティのサッシャさん、アシスタントの寺岡さんに簡単に挨拶して、いきなり本番スタートです。
因みにサッシャさんは超イケメン。寺岡さんはとっても美人で、お洒落なスタジオと美男美女に囲まれ、独り50歳のくたびれたオッさんというのは、些か恥ずかしかったと素直に告白しておきます。
さてTVとラジオの違いなのですが、ともかくラジオというのはテンポが早くて、サッシャさんとの掛け合いというかおしゃべりの間にあっという間に時間が過ぎていきます。
おかげで持ち前のマシンガントークが炸裂し、些か早口でリスナーの方には聞きづらいものになってしまったような気もするのですが、ともあれサッシャさん、寺岡さんの素晴らしいナビゲートのお陰で、テンポよく進みあっという間の10分間(実質は7分くらい)でした。
本当に楽しかったです。
もし当日聞けなかったけど、ちょっと聞いてみたいという奇特な方がおいででしたら、上のNewsPicksのページに音源ごとアップされていますので、ご覧になってくださいね。
TVの生放送はともかく全部見られるという感覚がドキドキもので、また基本絵にならないおっさんの私では被写体的に不向きのような気がしますが、ラジオはなんか自分向きのような気がしました(多分気のせい)
また機会があれば是非出演して見たいと思っています。
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